米太郎について
船問屋からハタハタの専門店へ
百年以上続く「ハタハタ寿司」
「三浦米太郎商店」は、江戸時代から船問屋を営み、ハタハタ漁をして生計を立てていました。
明治に入って、7代目・三浦文三氏から「三浦米太郎商店」という屋号で、「ハタハタの卸売りの専門店」として商いを始めました。以来、秋田の伝統食である「ハタハタ寿し」を百年以上、製造、販売しています。店舗は秋田県の最南端にかほ市(旧仁賀保町)平沢に立地しています。目の前は平沢漁港があり、南には雄大な秋田富士ともいわれる「鳥海山」西には日本海が広がる自然豊かな地域です。
私たちはこの地で、秋田の食文化を守りながら、秋田の農水産の資源を活かし、多くの方々の「豊かな食」に貢献して参ります。
ハタハタ漁をする漁師たちと三浦米太郎商店の役割
秋田の漁師にとって、ハタハタ漁は冬の厳しい寒さの中で行われる重要な仕事です。漁師はハタハタが群れをなして海岸に寄せてくる時期を見計らい、伝統的な網や漁法でこれを捕獲します。漁の夜は長く、海は冷たいのですが、ハタハタは地域の食卓を支える貴重な資源であり、今もなお秋田に暮らす人たちの食文化に必要不可欠な魚です。ハタハタが産卵のために浅瀬に集まる時期や、天候による海の様子を読むことは漁をするために不可欠で、漁師には海の状態やハタハタの生態への深い知識が求められます。秋田では知識を持った漁師が減ってきていますが、三浦米太郎商店では、ハタハタ関連商品を製造販売することで、漁師を支えています。
沿 革
●江戸時代から船問屋を営む |
●1910 明治43年 |
11代目当主 三浦米太郎により三浦米太郎商店を創立 |
●1960 昭和35年 |
12代目当主 三浦米一就任 |
●1971 昭和46年 |
隣接地に調理場新築 |
●1975 昭和50年 |
平沢字坂ノ下に第2加工場(加工場兼冷凍設備倉庫)新築 |
●1977 昭和52年 |
隣接地に加工場新築 |
●1985 昭和60年 |
13代目 当主 3代目 三浦悦朗就任 |
●1989 平成元年4月 |
隣接地に事務所兼倉庫を新設 |
●1991 平成3年 |
有限会社三浦米太郎商店 設立登記 |
●1998 平成10年3月 |
資本金を800万円に増資 |
●2003 平成15年3月 |
第2加工場閉鎖 |
●2014 平成26年9月 |
第34回秋田県特産品開発コンクール「ハタハタオイル漬け」食の新人賞部門奨励賞受賞 |
●2014 平成26年11月 |
農林水産省主催 第6回フードコレクション日本アワード「ハタハタ寿司」食文化賞受賞 |
●2015 平成27年7月 |
あきた食のチャンピオンシップ「ぶりこんふぃ」金賞受賞 |
●2017 平成29年3月 |
農林水産省食品産業優良企業等表彰「ぶりこんふぃ」 |
●2022 令和4年10月 |
14代目当主 4代目三浦大輔就任 |
会社概要
商 号 |
有限会社三浦米太郎商店 |
住 所 |
秋田県にかほ市平沢字上町49 電話0184-35-3609 FAX0184-35-2369
|
E-mail |
yonetaro@line.ocn.ne.jp |
ホームページ |
https://hatahata-akita.com |
代表者 |
代表取締役社長 三浦大輔 |
創 業 |
明治43年(1910年) |
法人化 |
平成3年8月 |
社員数 |
役員3名、パート7名(内3名季節雇用) |
資本金 |
800万円 |
事業内容 |
水産製品製造業、総菜製造業、飲食店営業 |