ご紹介する「おさかな麹漬け発酵腸食」はおさかなの麹漬けです。具体的には秋田では有名なハタハタを米糀で漬けた商品で、秋田では「はたはた寿司」と呼ばれ、古くから年末から2月までにかけて食べられてきた食です。
ハタハタは多くの地域で食べられる魚ではないため、「何だろう?」「どんな味なのだろう?」と思われる方も多くいらっしゃいます。はたはた寿しを食べたことのない人が多いのも、またしかりです。弊社でも全国各地の物産展にいくと、よく同じような質問をされます。
「おさかな麹漬け発酵腸食」は身体に良いといわれる麹を使った食品をぜひ朝食に選んでいただき、「健康づくりが毎日になる」ようにネーミングいたしました。また多くの方に秋田の食文化の「はたはた寿し」を味わっていただき、「健康な毎日」をおくっていただければ、うれしいです。
麹の効能に関しては、秋田県で活躍する全国でも数少ない、「種麹屋」「秋田今野商店」の社長の今野宏さんが執筆した「じつは私たち、菌のおかげで生きています」で解りやすく解説されております。要約すると……
それでは、驚異の麹パワーについて書かれている部分をご紹介いたします。
「驚異の麹パワー」
麹の中には、人の体の機能を高める役割を持つ生理活性物質がたくさん含まれています、このため麹を使う発酵食品は体に良いのです。例えば毎日味噌汁を飲んでいる人は、飲んでいない人と比べて胃癌や食道癌の発生率が低いとか、甘酒に抗肥満効果や血圧抑制効果、健忘症抑制効果があるとか、酒粕には糖尿病の予防効果や美白、美肌効果があるなどたくさんの事例が知られています。麹はつくらない酵素がないというほど多種多様な酵素をつくります。麹のつくる酵素が原料素材の栄養価や旨味を高めるだけではなく、本来原料が持ちえなかった機能性をも生んでいるのです。
「強力わかもと」は昭和11年(1936)年に麹菌の培養物を配合した胃腸薬として登場しました。わかもとは良いネーミングですね。麹は必須アミノ酸が豊富に含まれる若さの源そのものです。わかもと製薬株式会社は実に76年以上も前から麹菌を医薬品に利用してきました、お手元にある市販の胃腸薬の説明書を見てください。必ずと言っていいほどアミラーゼ(澱粉分解酵素)とかプロテアーゼ(淡泊分解酵素)とか。リパーゼ(脂肪分解酵素)とか、これらを総称したジアストターゼといった消化酵素が添加されています。
これらの酵素の多くが麹から抽出されたもので、弱った胃に代わって食べ物を分解し。栄養成分を体内に吸収される形に変える手助けや、毒素を尿とともに排出させるなど生命活動の重要な役割も担っています。まさに現代版、飲む点滴といってもいいでしょう。
麹は長い食習慣を通じてその安全性が証明されています。安心して体のためにどんどん食べて飲んで、元気な毎日をお過ごしください。
(出典:著 今野宏「じつは私たち、菌のおかげで生きています」より抜粋)
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